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覚王山日泰寺~揚輝荘(名古屋)

 6月中旬の名古屋ステイの週末は、繁華街を離れ、地下鉄東山線覚王山に足を伸ばした。
 購入した名古屋散歩の本に出ている順番にまわっているのだが、参道に面していくつかお店があるように書いてあったので、ちょっとだけ賑わいを期待していたことは確かだ。
 覚王山の駅で降り、地上に出ると早くも期待を裏切られたことを悟った。探せば住宅地の中に地元の人を相手にした良いお店があるのだろうが、駅のそばはコンビニとスタバがあるだけだ。
 気を取り直して参道を歩くが、ここも店がぽつん、ぽつんとある程度でしょんぼりしてくる。
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 Wikipediaによると日泰寺は、「愛知県名古屋市千種区にある超宗派の寺院。 タイ王国から寄贈された仏舎利(釈迦の遺骨)を安置するために、創建された。「覚王」とは、釈迦の別名。また「日泰」とは、日本とタイ王国を表している。」とのこと。タイの王族の像があったりして、普通のお寺とはちょっと違う趣だ。
 山門や五重塔、本堂とそれぞれ立派だが、広い境内は緑が少なく、駐車スペースになっているのも残念。
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 こちらは揚輝荘。同じくWikipediaに、「松坂屋の前身でもある「株式会社いとう呉服店」の初代社長・伊藤次郎左衞門祐民の別荘として、約1万坪(35,000平方メートル)の森を拓いて築かれた。」とある。
 鬱蒼とした森の中に屋根のついた白雲橋や池に面した茶室などが点在、初代社長のお金持ち振りが感じられた。
 ちなみに近くに「伊藤」と表札の上がった大邸宅が何軒かあった。御子孫かな。
by scott_yonezawa | 2009-06-14 18:50 | お出かけ・散歩