家族の写真【俳優座劇場プロデュース公演】

b0058285_12493769.jpg 以前BLOGで書かせていただいた文学座の石田さんから、彼が出演する芝居の案内をいただいた。タイトルは「家族の写真」。六本木の俳優座で6月9日から10日間の予定で上演とのことだ。
 先日たまたまお会いしたので、今度の芝居のことを伺うと、「ちょうど稽古が始まったばかりで、どんな風になるか、まだわからないんですよねえ。」とおっしゃったのが新鮮だった。
 もちろん脚本も出来上がっていて、ストーリーはわかっているのだろうが、俳優の演技、台詞まわし、舞台セット、照明、音響など細かいことの積み重ねがあっての芝居と考えれば合点がいく。演出次第で出来上がりもずいぶん変わってくるのだろう。華やかな世界に見えるが、ひとつの作品を構築するのに多くの人たちの努力や創意工夫が積み重なっているのだと改めて実感した。
 昨日も石田さんにメールでチケットの手配をお願いしたところ、「面白いのやら、面白くないのやら、よくわからず稽古やってます」と、実況中継のような感想の返事をいただいた。
 読売新聞ONLINEでの紹介は以下のとおり。

ロシアの人気作「家族の写真」 松竹新喜劇のような笑いも

 ロシアの女性作家ナジェージダ・プトゥーシキナの喜劇「家族の写真」が、6月9日から19日まで、東京・六本木の俳優座劇場で上演される。劇団☆新感線の高田聖子が、年老いた母と暮らす独身女性を演じる。
 体調の悪い母(中村たつ)の願いは、生きているうちに娘ターニャ(高田)の結婚を見届けること。2人の家を見知らぬ中年男(石田圭祐)が間違って訪ねたことから、コミカルな騒動が持ち上がる。
 ロシアで1997年に初演され、その後も上演を重ねている人気作。高田は、「ロシアの戯曲という感じではなく、松竹新喜劇のような笑いもある。バナナの皮で滑って転ぶというギャグは、うちの劇団でもよく使うが、世界共通なんだなと思いました」と笑う。
 俳優座のベテラン、中村は、「劇団ではチェーホフなどの名作ばかりで、ロシアの現代劇を上演する機会はほとんどない。家族の問題や社会現象は今の日本とすごく共通していると感じた」と言う。
 一つのうそをつき通すため、別のうそを重ね……。ドタバタの末に、心温まる結末が用意されている。高田は「大人の童話のような作品。それぞれがリアルに演じているのに、それがおかしいと思える作品になればいい」と話している。
 川口桂が共演。演出は鵜山仁。(電)03・3470・2880 (2005年5月18日 読売新聞)


週末に家内と見に行くのが今から楽しみだ。
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