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シンガポール2

 外務省の「各国・地域情勢」によると、シンガポールは面積が、琵琶湖とほぼ同等で人口が424万人とのこと。人種的には中華系が76%、マレー系、インド系の順のようだ。一方国語はマレー語で公用語として英語・中国語・マレー語・タミール語とあり、僕が訪れた範囲では、英語で十分コミュニケーションできた。しかし駐在員によると、シンガポール人の英語力はあまり高くは無いとのことで、国を挙げて「Speak good English」運動の最中とのこと。そんな話を帰ってきて家族にしたら、「シングリッシュでしょ、時勢を略したりして、文法がいい加減らしいね」と息子に教えられた。
 国土が小さく、とりたてて資源があるわけでもない国の例に漏れず自由貿易で国が成り立っているのに、英語力が低いようでは先行きが不安である。
 また政治が安定していることから東南アジアのハブとして機能していたが、中国経済の台頭による日本企業の中国シフトや、潜在的なマーケットの大きさからベトナムやタイに貿易がシフトする現状もあるとのことだった。
 治安もよく、街がきれいなのは言うまでもないが、観光ポイントもそれほど多くないためか僕の周りでも、観光リピーターは見当たらない。政府としてバイオ事業などの育成に力を入れだしたとのことだが、人種や文化の多様性とうらはらに産業はある程度集中化して効率を上げる必要があるのではないだろうか。
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写真は、ラッフルズホテルの中庭のバー、Long Barでシンガポールスリングを飲むべし、との駐在員のアドバイスもあったが、時間がなく今回は断念、次回はいつこれるだろう。
by scott_yonezawa | 2005-05-23 13:04 | お仕事