松陰神社~勝光院(世田谷)

 昨年の龍馬伝やこの春TBSで放送していた「JIN」などで世の中すっかり幕末ブーム(僕だけか)なので、この夏、山口の家内の実家を訪問するついでに、長州を旅してみようと思い立った。その予習に世田谷にある松陰神社を訪れてみる。
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 安政の大獄で刑死した吉田松陰を、長州藩の別邸があった世田谷の地に改葬したのがいわれだそうだ。実はこの近くに開国を推進し反対派を安政の大獄で弾圧した井伊直弼の墓がある豪徳寺もあり、なんだか因縁を感じる。
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 この神社には、吉田松陰の像のほかに、萩にある松下村塾を模したものや、毛利の殿様や明治の元勲たちが奉納した石灯籠、木戸孝允が奉納した鳥居など見どころも多い。
 尊王攘夷で徳川を敵に回し、禁門の変の負けにより壊滅寸前まで追い込まれた長州が、その後薩摩と手を組むことで維新の主役の一翼に名を連ね、そのおかげで明治政府で重要なポストを占めた元勲たちが、その精神的よりどころとなった松陰先生を奉ったあたりに、長州人の想いが表れているように感じた。
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 松陰神社からぶらぶらと小田急線豪徳寺駅に向かって歩いている途中で、静かな佇まいのお寺を見つけて立ち寄った、曹洞宗勝光院というお寺で1335年の創建だそうだ。参道を進み、階段を上った先にある山門をくぐると立派な本堂が目に入る。世田谷にもこんな本格的なお寺があるのかと感心する。
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 山門脇のお地蔵さま。木漏れ陽がスポットライトのようで、とても神々しかった。
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by scott_yonezawa | 2011-07-03 17:20 | お出かけ・散歩